約1万3000光年先にある連星系「BP Crucis」で、巨大なプラズマ噴流が中性子星を繰り返し明るくする現象が、JAXAとNASAの共同ミッションXRISMによって詳しく観測されました。噴流の供給源はハイパージャイアント星Wray 977、明るくなる側の連星は中性子星GX 301-2です。英語圏の記事では俗語的に“fart(おなら)”や“ゾンビ星”といった表現も使われましたが、実態は恒星風(stellar wind)に相当する巨大なプラズマの塊が周期的に降り注ぎ、X線フレアを引き起こすというものです。\n\n注目点は、この観測が「コンパクト天体(中性子星など)への風プラズマの降着を詳細スペクトルで直接とらえた初の例」とされることです。降着とは、周囲のガスやプラズマが重力で集まり、天体に落ち込む現象で、X線の急激な増光はその証拠と考えられます。観測は科学誌Science Advancesに掲載されたと報じられており、XRISMの高精度スペクトルが噴流の成分や時間変化を明らかにしました。\n\nただし、論文の掲載日やDOI、共著者リスト、XRISMチームやJAXA/NASAの公式プレスリリースのリンクなど、細部の確認は記事時点で未済です。俗語的表現は注目を引くための言い回しであり、今回の主題はあくまで「巨大な恒星風プラズマが中性子星に繰り返し降り注ぎ、フレアを生む」という物理現象そのものです。現象が直接観測された点は天体物理学で重要な意味を持ち、連星系における質量移動や高エネルギー現象の理解につながると受け止められています。
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